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なもなきけもの 名も無き獣 【分類】 モンスター 用語 神獣 神話 魔獣 【解説】 世界の始まりのときから存在する、力そのものの存在。神獣。 時代が下り、一部の存在は八柱の神といった存在として確立した。 自身の力を用いて龍種や魔獣を創造したり、さまざまな生物を生みだしたこともある。 世界の長い歴史の中で戦乱の原因になったこともあるが、時代が下るにつれて自身の力と社会との適切な関わり方を身につけ、のほほんと暮らしている。 粒、波、線、雑、場、空、時、心、縁、包
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突然ですが中野梓、もう頬がゆるみっぱなしです。 表情筋が馬鹿になって一生笑顔しか作れなかったらどうしようと本気で心配しています。 しかしそれもしかたの無いことです。 なぜなら私の正面にはそれはもう太陽よりもまぶしく、どんな草花よりも可愛らしいお方が座っているからです! そのお方の名前は平沢唯。 唯一無二の私のパートナーとなる人です! どういった意味でのパートナーですかって? あえてみなまで言いません。 けれどそんなの決まっているじゃないですか! 現在唯先輩も私に負けず劣らずのニコニコ顔です。 その表情を見るだけで私もより笑顔になるのです。 そう、私が唯先輩を想ってニコニコしているように唯先輩も私を想ってニコニコしているのです。 つまり私たちは両想い。 私たち二人でならどこまでも羽ばたいていける! 手と手をつないでいればどんな苦難も些細なことへとなるのです! …ごめんなさい嘘です。 いえ、私の気持ちに嘘はありません。 未来永劫唯先輩と共に歩んで行きたいです。 そのためにはすべてを投げ出しても厭いません! 嘘と言うのは唯先輩のニコニコな原因。 実は今私たちは小腹を満たすためにお店へと足を運んでいたのです。 お店の前に飾られていた蝋で作られた食品サンプルに唯先輩のくりくりとした可愛い目に止まるものがあったのです。 唯先輩から熱い視線を送られている憎たらしいやつは普通のパフェの何倍あるのでしょうかというほどの特大パフェでした。 当初私はパフェのくせに生意気なと子供みたいに対抗意識を燃やしていました。 唯先輩を一瞬で虜にしたやつを許すほど私は大人になってはいなかったのです。 しかし店員にやつを頼んだときに言われた一言で私に衝撃が走ったのです。 「スプーン二つお付けしますね」 こっ、こっ、こっ、これは…!! つまりは唯先輩と同じものが食べられるというわけです! 甘くて蕩けるような間接キス、素敵じゃないですか! 世間で言えば他愛の無い雑談を、しかし私にとっては何よりも大事な唯先輩の可愛らしい声を堪能していると思ったより早くやつが運ばれてきました。 なんというか圧巻です。 存在感をでーんと主張して、賑々しい色とりどりの果物がまるで贅沢に宝石を散りばめているかのようです。 常識的に考えてみればいくら唯先輩と言えどこの量を一人で食べるのは至難の業。 一方的に嫉妬の炎を浴びせてごめんなさいとやつに向かって心のなかで謝ります。 唯先輩のことを想うばかり正常な判断と思考ができなくなっていました。 冷静になれと心を落ち着かせようとします。 しかし、『あずにゃんと半分こ~♪』などと愛しの彼女がおっしゃっているので早くも理性がさよならしようとしています。 そうです、今から一緒に食べるのです。 それはまるでウェディングケーキに対する初めての共同作業のよう。 歓喜のあまり震える手ではスプーンを上手く持つことができず、手からこぼれ落ちたスプーンは奈落の床へと落ちてしまいました。 チャリーンというまるでコインが落ちたかのようなスプーンにしては陳腐な音でしたがめくるめく妄想ワールドから我に返るには十分でした。 『あっ…』と私の口から惚けた音が発せられます。 すぐさま店員呼びボタンを一押しし、スプーンを取り替えて貰えばよかったのです。 しかし私は軽いパニックでどうしていいのかわかりませんでした。 おそらく泣きそうな表情をしていたのでしょう。 するとそこに女神の声が降りかかってきたのです。 「も~しかたないなぁ あずにゃんあ~ん」 あれ、今なんと? も~しかたないなぁ あずにゃんあ~ん あずにゃんあ~ん あ~ん …!!!!! 差し出されるスプーンとその奥に見える唯先輩の慈愛に満ちた表情。 ぎこちない動きで口をスプーンまで持って行き、そのままパクリと口に入れます。 沸騰していく頭と真っ赤になっていく顔を自覚します。 正直味なんて感じられませんでした。 それでも『おいしいでしょ?』の問いかけには頭をコクコクと何度も振ることで返事をしておきました。 感極まったあまり私はまるで借りてきた猫のように萎縮してしまい、言葉を発することも忘れてしまったかのように唯先輩から供給されるスプーンを只々口にと運ぶのでした。 不肖中野梓、何たる失態のことでしょう。 これじゃヘタレと後ろ指をさされても文句を言えません。 せっかくあ~んをして食べさせてもらったのですから次は唯先輩を食べたいですと言うべきだったのです! それなのに私ときたら固まってしまって不甲斐ありません! 過去の自分をぶん殴ってやりたい気分です。 タイムマシンが実在するならばもれなく使うことでしょう。 そして入れ替わった暁には…。 いけないいけない、頭の中がピンク色で染まるところでした。 かぶりを振って雑念を頭から吹き飛ばします。 現在私たちは当初の目的であった楽器屋へと向かっているところです。 そしてここが重要なのですがなんと現在私と唯先輩は手をつないでいるのです! お店を出たところでおずおずと唯先輩に手を差し出してみたところ、愛しの彼女はギュッとしっかり握りしめてくれたのです! その際の唯先輩のはにかんだような表情は絶対に忘れることはないでしょう。 ええ私、親の顔は忘れても唯先輩を頭に残し続けることでしょう。 ふんふんと気分の紅潮からついふわふわ時間のフレーズがもれてしまいました。 するとそこで唯先輩、私にあわせて口ずさんでくれたのです! 二人で奏でるハーモニーはそれはそれは美しく、ここは雑踏まみれた道路にも関わらず、まるで私と唯先輩しかいないのではないかと錯覚するほど一体感を得られました。 そんなこんなで楽器屋へとたどり着いてしまいました。 目当ての場所へと着いたのだから、唯先輩はキラキラと輝いた目でお店の中へと入ってしまいます。 とすれば当然私と唯先輩の手は離れてしまい、私は寂寥感と温もりの残響が残った私のお手手をしばし眺めてしまいます。 しかし何時までも引きずっていてはいられません。 そうです私たちは手を繋ぐよりも遥かに進んだハグまで行っているのです! それにまた手と手を繋ぐ機会はあるでしょう。 ひとまず今日は手を洗わないことを決心し、先にいった唯先輩のところに向かいました。 キョロキョロと店内を見渡すまでもなく唯先輩のいる方向がわかります。 たとえ人ごみ押し寄せるスクランブル交差点に唯先輩が紛れていたとしても、一瞬で正確な位置を特定することでしょう。 気配や匂いや愛や乙女電波もろもろのなせるわざの賜物です。 その場所に行ってみると唯先輩はちょこんとしゃがんでなにやら熱心にご覧になっているところでした。 ぽわぽわしている唯先輩も可愛くて大好きですが、真剣な唯先輩も格好良くて大好きです。 何を見ているのかと私も視線を向けてみるとそれはギターのピックでした。 唯先輩が私に気づき、おいでおいでと手招きしたのでお隣にしゃがませてもらいました。 しばらくうんうん言いながら品定めをした後、意を決したように唯先輩は立ち上がりました。 その手には二つのピックを持っていて、『これ買ってくるね』と私に言い残し駆け足気味でレジまで行ってしまいました。 あいにく私はずっと唯先輩のことしか見ていなかったのでどのピックを買ったのかわかりませんでした。 髪の毛一本欲しいななんて思っているうちに選んでしまったようです。 やがて唯先輩は戻ってきて、『それじゃあ行こっか』と私を店の外へと連れ出しました。 内心もっとここで唯先輩といたかったので寂しい気持ちを感じていました。 今日の目的は楽器屋に行くこと、つまりはこのデートの終わりを迎えてしまうからです。 そんな様子が顔に出ていたのか、唯先輩は『どうしたの?』と私を案じてくれています。 唯先輩を心配させるわけにはいかないと下がった視線を上へと戻すと目の前にずいと今いたお店のロゴが入った紙袋が差し出されました。 『あずにゃんにプレゼント』と紙袋を私の好きな唯先輩の笑顔と声とともに受け取ります。 唯先輩の顔が赤く見えたのは柔らかく包み込んでくれる夕日のせいだけだったのでしょうか。 『開けて良いですか?』『いいよ~』と許可を得て、紙袋を逆さにしてみると私の手元にひとつのピックがコロンと乗りました。 そして『お揃いなんだ』と唯先輩もポケットから色違いのピックを取り出します。 それらはハートの形をしたピックでした。 「いつもありがとうね そしてこれからもよろしく!」 いいえ違いますよ唯先輩。 私の方こそ数えきれないほどのものを貰っています。 私は本当にこの人のことを好きになってよかったと心の底から思います。 早速このピックを明日から使わせていただきましょう。 私と唯先輩の愛の力で聞くものすべてを幸せにしてみせましょう! そう心に誓い、私と唯先輩は『また明日ね』と各々家へと向かって足を進めたのでした。 ~fin~ すごい疾走感だ -- (名無しさん) 2010-08-28 17 23 46 可愛い -- (名無しさん) 2013-11-01 16 12 18 もはやカッコいい -- (名無しさん) 2017-05-12 00 42 35 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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紬「えっ? た、たんじょう……何?」 唯「そう! 今日は一年に一度しかない、ムギちゃんが生まれた日なのです!」パァン! 紬「!?」ビクッ 律「おめでとー!」パァン 澪「おめでとう!」パァン 紬「? ……???」 律「いや~、ムギを驚かせてやろうと思ってさ。 ほら、ケーキも用意したんだぜ」 唯「ムギちゃんがいない間に、こうやって寮の部屋も装飾して待ってたんだよ!」 紬「あ、私の部屋……」 澪「ごめんな、ムギ。勝手に部屋に入っちゃって……」 紬「え、いえ……それは別にいいんだけれど……」 律「もしかして飾りが気に入らなかった?」 紬「そんなことないわ。すごく綺麗だし……あ、ありがと……」 唯(ドッキリ大成功だねりっちゃん! ムギちゃん言葉もないくらい驚いてるよ!)コソコソ 澪(成功……なのか? ムギはなんだか唖然としてるけど……)コソコソ 律(確かに様子がおかしい……まさか日にちを間違えたとか!?)コソコソ 唯(でもちゃんと公式プロフには7月2日って書いてあるよ?)コソコソ 律(だ、だよな。私たち何も間違ってないよな……?)コソコソ 紬「あ、あの~……」 律「へぁいっ!? あ、ご、ごめんムギ、どうかした!?」 紬「今日は何かのお祝いなのかしら? ごめんなさい、私ったら何も知らなくて……」 澪「え?」 紬「え?」 律「ん?」 唯「お祝いだよ~。なんてったってムギちゃんの誕生日だからね!」フンス! 紬「誕生日? 私の?」 律「そ、そう。ムギの誕生日」 澪「7月2日はムギの誕生日だって、BD特典のキャラプロフィールにも載ってるぞ」 紬「…………………」 律(何かすごく難しそうな顔をして考えごとしてるぞ) 澪(真剣なムギもかわいいな) 唯「どうしたの? ムギちゃん」 紬「その……よく分からないんだけど、まず誕生日って……何?」 律「え?」 澪「おっと」 唯「誕生日は誕生日だよ~」 紬「誕生した日ってこと?」 唯「うん」 紬「誰が?」 唯「この場合はムギちゃんが」 紬「私が今日、生まれたの?」 唯「そういう意味じゃないよ~」 律「ちょ、ちょっと待った! ムギは誕生日ってのが何なのか知らないのか?」 紬「ご、ごめんなさい……初めて聞いたわ……」 澪「oh……ビューリフォー……」 律は誕生日についてムギに説明した。 紬「なるほど、生まれてきた日を一年ごとにお祝いするのね」 澪「今までどうやって年齢を数えてきたんだ……」 紬「なんとなく、今は18歳くらいかな~……って」 律「アバウトすぎるだろ!」 紬「それじゃあ、ちょうど18年前の今日、私が誕生したのね?」 唯「そう! そういうことだよムギちゃん!」 澪「ん? ちょっと違うんじゃないか? ムギは今日19歳になるわけだから、 19年前に生まれたんじゃ……」 紬「……今日19歳になるの? どうして?」 澪「おっと」 紬「だって私、今は大学生一年生で18歳だけど」 紬「19歳になったら大学二年生にならないといけないじゃない」 律「待て。その理屈はおかしい」 唯「大学一年生でも19歳の人はたくさんいるよ~」 澪「もっと言えば20歳の人だっているし……学年と年齢は関係ないよ」 紬「う~ん……ごめんなさい、なんだかしっくり来ないの…… ちょっと考えさせて?」 律「お、おう」 澪(……どうしてこうなった) しばらく考えに耽るムギ 紬「…………ちょっと確認したいんだけど」 律「何を?」 紬「みんなの誕生日はいつなの?」 律「私は8月21日」 澪「1月15日だけど……」 唯「11月27日だよ~」 紬「ふむふむ…………もう一つ聞いていい?」 律「ムギの理解が捗るなら何でも答えてやるよ」 紬「去年って、みんなの誕生日はどうしたの?」 澪「普通に祝ったと思うけど……」 律「そうだなぁ。毎年やるみたいにケーキ買ってきてみんなで食べてプレゼント渡して……」 唯「それに、去年もムギちゃんの誕生日パーティやったよ?」 紬「その時の様子って、どんなだったかしら?」 律「様子って……そりゃいつもみたいにサプライズで寮の部屋を改造して……」 紬「そこ!!」ビシィ 律澪唯「!?」ビクッ 紬「寮の部屋を……ってことは、去年私たちは大学生だったってことでしょ?」 澪「そ、そうだけど……」 紬「大学の何年生だったの?」 唯「えっと、去年はまだ一年生だったよ~」 律「!?!? え!?」 澪「ちょ、ちょっと待て唯! 私たちは今一年生だろ!?」 唯「あれ? あ、そっか。間違えちゃった」テヘ 律「…………どういうことだ……!? 去年は確かに寮で全員分の誕生日を祝ったはず……」 紬「ちなみに、みんなは今何歳なの?」 唯「18歳だよ~」 澪「……!! 言われてみれば……私もまだ18じゃないか……」 紬「私、去年の誕生日っていうのをあまり覚えていないんだけど、 一年間みんなと一緒に大学に通ったのはちゃんと覚えてるわ」 律「別に留年したってわけでもないのに……同じ一年生を繰り返してるってことか?」 紬「去年はきっと18歳の誕生日を迎えたのよ。それで今年も18歳の誕生日を迎えるの。 これで謎はすべて解けたわ!」ピコーン! 唯「おお! 名探偵ムギちゃん!」 律「んなバカな……」 澪「いやいやいやいや……そんなの有り得るわけ……」 紬「でも澪ちゃん、そうすれば歳をとらなくて済むのよ? このまま永遠に10代を謳歌できると考えれば……」 澪「…………悪くないな」 律「澪しゃん!?」 律「歳取らないとか、フツーに考えて怖いだろそれ……」 唯「まあまありっちゃんや。細かいことは気にしない方がいいよ」 澪「そうだぞ律。怖がってばかりじゃ人生うまくいかないぞ」 律「おまえさんには言われとうないわ……」 唯「不思議なこともあるもんだね」アハハ 紬「あ……あの!」 律「? どーしたムギ」 紬「その、話を元に戻すんだけど、」 紬「誕生日って何をするイベントなの?」ワクワク 澪「何をするって……お祝いするんだよ。歌を歌ったり、ケーキを食べたり……」 紬「歌う……食べる……」 唯「そうそう! 一年に一度の特別な日だから、いつもとは違う特別なことをするんだよ!」 紬「特別なこと……ケーキを食べたり、歌ったりするのが?」 律「ま、まあそれは普段からやってるけど……」 唯「それだけじゃないよ! ムギちゃんが生まれてきてくれてありがとうって、 私たちからもお礼があるんだよ」 紬「お礼?」 澪「その……ちょっと段取りが変わっちゃったけど、ムギのために プレゼントを用意したんだ」 紬「プレゼントだなんて、そんな……」 律「いーの、いーの! 私たちがやりたくてやってるだけだから。 ということではい! 私からのプレゼントはこれ!」 紬「わぁ、綺麗なネックレス……これ、ほんとにいいの?」 律「ムギに似合うかなって思って……その、気に入ればいいけど」 紬「ありがとうっ! 私すごく嬉しい!」 律(ホッ……良かった、喜んでくれて) 澪「私も色々迷ったんだけど、結局こんなものしか……」ゴソゴソ 紬「おっきなぬいぐるみ! 可愛い~」 澪「前に律がゲーセンで取ったクマのぬいぐるみがあったろ? ムギがいつも大切にしてるやつ。 それの新しいやつが置いてあったから、私も挑戦してみたんだよ」 紬「あっ、確かに見た目は違うけど同じ種類なのね」 唯「へぇ~、澪ちゃんUFOキャッチャー得意なの?」 澪「え? ま、まあ得意と言えば得意かな……」 律「私もかなり手伝ったんだけどな」 澪「り、律! そういう余計なことは言わなくても………!」 紬「ふふっ、ありがとう澪ちゃん。大切にするわ」 律「唯は?」 唯「私はね~……じゃーん! ハート型のピックです! どお? すごくかわいいでしょ?」 律「ってピックかよ! ムギが持っててもしゃーなしだろうに」 唯「ノンノン。実はこれ、ただのピックじゃないんだよね~」 紬「あら? もしかしてこれ……」チャリン 唯「これはピックにも使えるピアスなのです!」フンス! 澪「あっ、これ欲しい……」 紬「すごい、オシャレもできてギターも弾けて一石二鳥ね!」 唯「でしょでしょ?」 澪「いいなー……でもこのピアス、片方しかないぞ」 唯「ふふふ、もう片方は私が持っているんです! これでムギちゃんとお揃いだね~」チャリン 澪「ああ、唯もピアス穴開けたんだ」 紬「!」 紬(唯ちゃん……左耳に片方ピアスって、まさか……?)」 律「ラブラブかよお前ら……」 紬(もしかしてそれってつまりアレってことよね? ハート型でお揃いってことは……ゆ、唯ちゃん/// ) 唯「どしたのムギちゃん、顔赤いよ?」 紬「え? あ、ありがとう唯ちゃん……あの、私嬉しくて……でも……」カァ/// 唯「大丈夫? 具合悪いの?」 紬(唯ちゃん顔が近い! 近すぎるわ!) 紬「はわわ……だ、抱きしめてもよかですか!?」 律「いきなりなんだ!?」 唯「いいよ~!」 澪「いいのかよ!」 紬「唯ちゃんっ」ダキッ 唯「ムギちゃん誕生日おめでと~むぎゅぎゅ~」 紬「唯ちゃん、私とっても嬉しいわ! こんな素敵なプレゼント貰えるなんて……」 唯「喜んでもらえて私も嬉しいよぉ」むぎゅう 紬「澪ちゃんもりっちゃんも、ありがとう! 誕生日ってこんなにも素晴らしいものだったのね!」 律「ま、まあ喜んでくれてなにより」 唯「一家に一台、あったかぽわぽわムギちゃんだよ~」 紬「唯ちゃんもあったかあったか~」むぎゅう 紬(……次の唯ちゃんの誕生日には、私をプレゼントしてあげようかな///) おわり 戻る あとがき ※乙 後半のイチャイチャはよかったけど結局どういう世界だったん? 改めまして誕生日おめでとむぎゅうううううううううううううううう ※ 40原作が終わった以上彼女らは永遠の18歳あるいは19歳だよってこと ごめんね変なネタ仕込んで だけどお話はまだまだ続くんじゃよ 紬「ただいま」菫「あっ、お姉ちゃ……紬お嬢様!」
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基本情報 [名前] アスティア・ピースメーカー [性別] 女性 [身長] 170cm [年齢] ⬜︎⬜︎⬜︎(塗りつぶされている) [所属] 無所属 [趣味] 甘いもの巡り、人間観察 [備考] 黒髪金眼、最後の星の魔女 ステータス 身体能力 B 耐久力 B 敏捷性 B 魔力量 A 使用魔法 EX 厄ネタ度 E E 1〜20 D 21〜40 C 41〜60 B 61〜80 A 81〜100 EX 101〜 概要 最後の星の魔女 詳細不明 使用魔法 【流星(ミーティア)】 流星の現象再現魔法。その熱や光、衝撃や速度すら自身の肉体に体現する 〈詠唱〉 〈星屑の鍵(スターダスト)、星海の導(スターライト)、星灯の弩(スターバースト)〉 〈漆黒(ブラック)、解答(アンサー)、光輝(ルクス)、顎門(アギト)〉 〈流星よ、天へ轟け(シューティングスター)〉 【天地征くは汝、星を手繰りし者(ミーティアストームブリンガー)】 歴代星の魔女を再現、召喚する魔法。 〈詠唱〉 〈天臨せよ、空を斬り裂く流星よ。汝は世界に光を齎す兆しの星〉 〈静寂なる天の下、全てが集う果ての地にて私は謳うだろう〉 〈無限、無窮、無尽なる彼方の空より我が元に来たれ、無謬の星よ〉 〈如何なるものが相手でさえ、我らを阻むには既に遅すぎるのだから〉 〈星光よ天地を駆けろ、愚かな敵対者に鉄槌を下せ。この手で未来を拓く為に〉 〈故に流星よ、天へ轟け。共に刹那の旅路を征こう。その為の星はここにある〉 〈さあ、今こそ──星に願いを〉 〈星見の言霊(コンプリート)── 天地征くは汝、星を手繰りし者(ミーティアストームブリンガー)〉 歴代星の魔女 初代「始星」フィーネ・ノヴァ 始まりの星の魔女であり、その正体は真性悪魔にして星霊、宇宙より飛来した降臨者。一つの惑星がヒトガタに押し込められた星の擬人化、その存在強度と質量から一度この世界に顕現してしまうと星が耐えられず崩壊してしまうため、別の位相(テクスチャ)に存在し現実世界に対して殆ど干渉できないようにしている。この星物の力を譲渡された集団がのちの星見の魔女達である。厳密に言えば初代星の魔女は二代目の事になる筈だが本人が頑なに拒否しており、仕方なく初代の椅子に座っている。 「あやつ、普段は破天荒な癖に根がクソ真面目なのよなぁ」 使用魔法 〈開闢(ジェネシス)〉 星の始まりから終わりの全てを現実に再現し、地水火風、重力や光、熱などのあらゆる自然現象を操る魔法。星の息吹は全ての母なり 2代目「拳星」デュラン・オーバーライド 二代目星の魔女。上記のように厳密に言えば初代と言うことになるが本人が頑なに拒否している。ただ固く…硬く…堅く…と、鍛治師が鉄を鍛えるように一つ一つ己を鍛えて鍛えて、鍛えて鍛えて鍛えて鍛えて、鍛えて鍛えて鍛えて鍛えて鍛えて鍛えて鍛えて鍛えて、その果てに魔女になった傑物。 「吾はそんな大した人間ではねぇのさ、できる事と言えば守ったり殴ったりと鍛治を少々……それだけだよ」 使用魔法 〈装甲鉄騎(パンツァー)〉 物質硬化魔法。自身の肉体、服、武器などに対爆発・対衝撃など襲い掛かるあらゆら攻撃に高水準の耐性を獲得する攻防一体の魔法。星の輝きは毀れない 3代目「炉星」メルト・エバー 三代目星の魔女。とある一族きっての才女、所謂深窓の令嬢だったが……その本質は結構マッドな人物。何せ、貴族社会から抜け出して辺境のさらに辺境にあるような星見の魔女達の住処を自力で探し出して、更に居座り、その果てに星の魔女になる傾奇者なのだから…… 「あら、わたくし意外と欲張りでしてよ?もっと先へ…いつか人類が至るソラの果ての、更に更に!その先へ…!」 使用魔法 〈零零零式魔力炉心(アインソフオウル)〉 星の力を炉心化し無尽蔵の魔力を生み出す。常軌を逸する極大出力で星の力を最大限に行使し息をするように核融合反応に似て非なる現象を発生させ魔力自体が莫大な熱量を帯び、万象を滅却する。星の鼓動は止まらない 4代目「粛星」ミトラ・スフィア 四代目星の魔女。中性的な口調と性格で、身内には優しく手を差し伸べ、外敵には人一倍苛烈だった。そして契約を破る者には特に容赦なく処断する事から星見の魔女達に恐れられた。……何故なら自分自身が昔のとある約束を違えてしまったから、取り戻せるものではないにせよ、ある種の贖罪として星の魔女になった 「僕はね……本当は、あの星みたいな優しく誰かを導けるような……眩く輝く、光になりたかったんだよ」 使用魔法 〈戒理(ロウ)〉 効果領域に入った者にあらゆる戒理(ルール)を課す強制契約魔法。設置に時間がかかる、自分自身も戒理(ルール)に囚われるなどのリスクと引き換えに罠として絶対的な効力を与えることができる。 〈摂理の円環(テスタメント)〉 5代目「魔星」アリス・テラー・アマリリス 五代目星の魔女。ぽわぽわした性格と口調、語尾を伸ばす。幼少期は虐待と虐めに晒されていたが、姉がいつも守っていてくれた。……そんな姉が今度はターゲットにされ、それでも妹の前では気丈な姉として振る舞っていた。が、ついに心の傷に耐えかね居なくなり、彼女の世界は絶望と恐怖で埋め尽くされた。そんな彼女の魔法によって、とある一族は諸共が精神崩壊の後、公開処刑された。その数年後に彼女は星の魔女となった。 「あたしはね〜、いっぱいご飯が食べられていっぱい寝れるなら〜、それが一番な幸せな事だと思うの〜!」 使用魔法 〈恐怖の語手(テラー)〉 対象が恐怖するものを具現化する魔法 〈幻想の語手(ファンタズマ)〉 自身の想像を具現化する魔法。その強さや強度は細部まで正確に想像することで飛躍的に上がる。 〈絶望の語手(ストーリーテラー)〉 6代目「剣星」刀夜・モノクローム・禍津 一人称は拙、二人称は貴様、少し古風な口調 髪をポニーテールにしている無表情な女性。厳密に言えば彼女は魔法使いではない、何故なら魔力を持っていないから。魔力を持って生まれたなかった彼女は幼少の頃よりひたすら棒を振っていた、それを数ヶ月、数年、数十年と続けていた果てに、魔力なくして魔法を手にしていた……彼女が星の魔女になる数日前のことである。 「拙に魔法は使えませぬ、これは拙の剣技を「最後の」が魔法によって現象再現したもの……人生を賭けても強くなれないなど、ただの戯言ですよ。賭けてから言いなさい」 使用魔法 〈切(カッター)〉 〈解(セパレート)〉 〈裂(ブレイバー)〉 〈斬(ディバイダー)〉 〈切解斬裂(ゼロ・ディバイダー)〉 7代目「汎星」クラウド・アベレージ 一人称はあっし、二人称はおたく 使用魔法 〈万の腕(ウィルダーナハ)〉 自身と全く同じ思考、魔力、魔法を使える分身を生み出す魔法。例え塵屑だったとしても星の輝きに翳りはない 8代目「偽星」ライ・アーカイブ 一人称は私、二人称はあなた、敬語で話す 生前は敬虔な聖職者として絶大な人気だったがその実、信仰を金儲けの道具くらいにしか思ってないクズである。ただその聖職者ロールを死ぬまで続けてかつ誰にも悟られなかった程なので外側は正真正銘、本物を超えた偽物。 使用魔法 〈生命の写本(プリテンダー)〉 彼女の持つ魔本にしてそれ自体が魔力を帯びた自立活動型魔法現象。本自体を媒体として他生物の魔力を吸収し魔本に記録、その能力および外見を再現する。例えその煌めきが偽りだとしても本物を超えられぬ道理などない 〈偽典:生命の篝火(イミテーション)〉 生命(いのち)の写本に記録した中から、その人間の記憶すら再現し一定時間の間再生するが魔本内の記録が消えてしまうデメリットがある。 9代目「勅星」ジキル・ゾーンライ 一人称はワシ、二人称は貴公 使用魔法 〈勅令拝跪(フィクサー)〉 自身の半径10メートルを「領域(ゾーン)」とし、領域内に入ったものを、無機物・有機物を問わず物理支配し命令、操作できる。星の楔から逃れられるものはいない 10代目「赫星」ネメア・シースガン 一人称は私、二人称は貴君 使用魔法 〈烈光(レイジング)〉 自身の感情をエネルギーに変換する魔法。彼女の感情が凪いでいるなら何も起きないが一度感情を爆発させたならその感情が落ち着くまでこの魔法は止まることを知らない。星の怒りは全てを焼き尽くすだろう 〈烈刀(ブレイザー)〉 エネルギーを刀剣の形に出力する魔法。 11代目「観星」マクラス・スラウェプル 一人称は自分、二人称は君 使用魔法 〈観測者(ゼーエン)〉 〈遍く軌跡の観測者(ラプラス)〉 〈凡ゆる可能性の観測者(マクスウェル)〉 12代目「銃星」ルチア・マテリア・フルライン 一人称はわっち、二人称はそっち 使用魔法 〈全天八銃八星(アハトナイトハイト)〉 13代目「創星」ヘイルー・メイガス 一人称僕様、二人称お前様 使用魔法 〈構築者(トリスメギストス)〉 14代目「天星」アデス・アークライト 一人称は僕、二人称はあなた 使用魔法 〈人見の宣託(シュステーマソーラーレ)〉 天体魔法。 15代目「人星」エリス・アークライト 一人称は私、二人称はお前 人の可能性の極限。 使用魔法 〈星見の言霊(カルデア)〉 最後の星の魔女「流星」アスティア・ピースメーカー 一人称は私、二人称はあなた 使用魔法 〈流星光(ミーティア)〉 〈天地征くは汝、星を手繰りし者(ミーティアストームブリンガー)〉
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名もなき英雄 13677541230244.jpg Level 攻撃力 防御力 1 96 214 50 908 1684 70 1159 2272 90 1382 2860 100 1485 3155 名前 コメント
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《ビラ配り 椎名 まゆり》 キャラクターカード コスト1/緑/CP3000/RANK1 【ラボメン】/【オタク】 ボーナスアイコン なし このカードが登場した場合、デッキの上のカード4枚を見て、 その中にある「椎名 まゆり」1枚を抜き出し、表にしてから手札に加える。 その後、残りのカードを任意の順番でデッキの下に移す。 あーオカリーン! TVアニメ版「STEINS;GATE」で登場した緑色・【ラボメン】・【オタク】を持つ椎名 まゆり。 関連項目 椎名 まゆり 収録 TVアニメ版「STEINS;GATE」 01-067 C
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▲【勝利不可能の壁】 ◆101(書いてある級敗北の壁) >ニケ=ヴィラ>自殺カイザー>乙一>※名称記載不能>(_別格の妄想_) >唯一無二の敗北者>お礼参り>妄想王>アマルガムブラザーズ>厄猫>そるげんちゃ >ハイパーギガサイヤ人六翼十二尾猿魔人天照悟空エターナル>対戦相手以外の全て>執行者 >SBT>全てが滑る者>名も無き弓兵>ミネルヴァ=ディアボロ>ケンシロウに「お前は既に死んでいる」と言われたザコ >シン・アスカ(テストパイロット)>スーパージメツノイド>たかし&のぼる>アダム >敗北至上主義者くぁwせdrftgyふじこp>マケドニア帝国兵 ▼【最下層の壁】 【妄想属性】パロディ(fate/stay night) 【名前】名も無き弓兵 【属性】守護者 【大きさ】成人男性並 【攻撃力】無し 【防御力】外見が女性且つ外見年齢が6~18内のキャラからの攻撃以外の全ての攻撃を完全無効化。 これはありとあらゆる全てより優先される。 尚、性別が分からない場合、年齢が分からない場合も無効化される。 【素早さ】あちろあらゆる全てより早く存在し、行動する。 【特殊能力】 「unlimited moe works」 対戦相手を外見が女性且つ外見年齢が6~18内のキャラにしてしまう。 ありとあらゆる全てに対して有効。 ただし発動には 「―――体は萌えでできている 血潮は妹で、心は幼馴染 幾たびのツンを越えてデレ ただの一度の寝取りもなく ただの一度の浮気もなし 担い手はここに独り 萌の丘で記号を鍛つ 故に三次元に意味はなく その体は きっと萌えでできていた」 という呪文を言い切る必要がある。 「萌死」: 対戦相手が外見が女性且つ外見年齢が6~18内のキャラの場合、即座に戦闘不能になる。 【長所】そんなものが有る訳が無い 294 名前:格無しさん 投稿日:2007/02/06(火) 10 46 05 名も無き弓兵考察。 先手は取れるがumwは普通にしゃべる程度の時間がかかるので先に何かされることも。 全ての中心には相性で勝てるが他はumwで萌死負け。 行動自滅の壁まで下がる。 ×意思をもった生理と金的 山田と同じ ○全てを反射し尽くす者 窒息死勝ち umwも反射される ×山田 お互い倒せない umwで萌死 ×夜勤さん 山田と同じ ×*7ナスビ~風船 山田と同じ ×*3奇形児~史上最低最悪の生物 死ぬ前にumwで萌死 ×妄想女王 妄想により萌死の可能性あり 違ってもumwで萌死 ○亜戸梅巣 アドバイスは攻撃じゃないだろう パワーアップ勝ち ○中途半端な考察人 考察自滅勝ち ×多元宇宙全能マン ギブアップ前にumwで萌死 考慮人以下は先に自滅されるので勝ち。このあたりは普通に萌死ぬ相手はいない。 umwを使わないなら全ての中心の上に行くが、萌死ぬくらいだから多分使うだろう。 亜戸梅巣~多元宇宙全能マンの=が崩れて 妄想女王>多元宇宙全能マン=名も無き弓兵>亜戸梅巣=中途半端な考察人>考慮人 520 : ◆rrvPPkQ0sA :2016/12/12(月) 21 13 16.67 ID erHm7VAm 名も無き弓兵再考察 あちろあらゆる全てはあらゆる全てとみなす。 あらゆる全てより早く自滅するので、自滅にかかる時間を考えてあらゆる全てより早い成人男性と同列。
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名も無き冒険者確認できる範囲の能力装備品の分配 余談 コメント 冒険は、必ず6人の冒険者で行われる。 プレイヤーキャラである冒険者が6人に満たない場合に、名も無き冒険者が補欠として冒険に参加する。 名も無き冒険者 登場する際のクラスはランダム。 能力は冒険ランク及びクラスごとに固定であると思われる。 使用武器も固定されていて、それぞれ剣、炎の杖、雷の書が使用される。 耐久が低めに設定されているのが最大の弱点。 しかし、それ以外の能力はそこそこ高く、感知、戦術、隠密、工作など、各クラスの役割をそれなりにこなせる。 また、能力は依頼配信時の冒険ランクに依存するため、 冒険ランクが下ブレした際は目覚しい活躍を見せてくれる。 確認できる範囲の能力 冒険中の体力自然回復量から、耐久値を推測可能。 スペシャルアタックは、冒険ランク4から発動している。 冒険ランク 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 回復量W,F 61 77 99 126 158 204 262 312 374 437 回復量H,A,S,M 55 70 89 114 143 185 236 282 337 403 装備品の分配 → 獲得装備品の分配 余談 性別もしっかり設定されており、ハンターで確認できる。 他、年齢や出身地なども確認できないだけで、実は設定されているのかもしれない。 コメント 名も無き冒険者の情報提供にご利用ください。 過去ログ 以前から作ろうと思ってましたが、アプデがきたので。 R9までは名無し強化を確認。 - 名無しさん 2015-02-19 18 42 44 依頼や敵の出現間隔にもよるけど、名無し5人でもR10成功可能に - 名無しさん 2015-03-12 18 17 19 名前
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SS2 りっちゃんと両想いになった。 つきあって、ちゅーもしている。 本当は、付き合って、手をつないで、ぎゅってして、それからちゅーをしたかったんだけど…。 でも、ちゅーをすることで、見えてこなかったものっていうのもあるし。 何より、いまとっても幸せ。 ずっとかなうはずのない思いだって思っていた。 りっちゃんは、別に誰かと付き合わなくても、一緒にいなくても、きらきら輝いていたから。 だから、私の思いなんて、余計だよね、って。 でも、なるべく、りっちゃんと一緒にいたかった。同じ時間を共有したかった。 だからりっちゃんが来るまでお弁当を待っていたり、たくさんスキンシップしたり。 それで、よかった。 ちょっと心が苦かったけど、それでもりっちゃんから光をたくさんもらえたから。 「唯ーちゅーしようぜー」 私はこの日を一生忘れない。 一瞬、何を言われたのかと思った。それでも、確かにりっちゃんの口がちゅー、と動くのを見て、ああ、本当なんだ、って。 うまく、反応できなかった。だって。りっちゃんに申し訳なく思いながらも、ずっと想像していた、憧れのカチューシャの子とのキスシーン。 私は、ぼそっと、しようよ、っていった。 したかったのは本当。でも、聞こえなければいい、とも思った。 それで、また明日から普通の日常が始まればいい、って。 でも、りっちゃんは、聞き取ってしまった。 りっちゃんのあったかい手。 りっちゃんのあったかい匂い。 りっちゃんの――あったかい唇。 私が想像していたキスシーンなんて、子供だましとしか思えないほど。 気持ちよくて、なんだか刺激的で。 そして、とびっきりの嬉しさとどきどきがこみ上げた。 スキンシップだよ。 りっちゃんは、慌てながら言った。 じゃれあい、みたいな。 りっちゃんは言った。 私の心臓の鼓動はまだやまないのに。 くすぐったい気持で、いっぱいなのに。 りっちゃんの熱に、溶けてしまいたい、って思ったのに。 りっちゃんは、そんな私をおいていった。 りっちゃんは悪くないよ。 悪いのは、ちゅーをスキンシップと思えない私。 でも、辛そうな顔をしたら、りっちゃんを心配させてしまう。 だから、いつもどおりの私で。 普段の私を装って、りっちゃんに合わせた。 ちゅーはスキンシップ。 じゃあ、りっちゃんとのちゅーにどきどきしていた私は、変なのかな。 仲いい女友達はする、みたいにいっていたし。 私が、おかしいのかも。 じゃなかったら、りっちゃんはもっとどきどきしている素振りを、見せただろうし。 スキンシップ、だもんね。 りっちゃんへの裏切りじゃない。 りっちゃんと付き合っているわけでもないのに、何考えているんだろう、私。 じゃあ、あずにゃんにしても、りっちゃんのときと、変わらないだろうし。 あずにゃんに、ちゅーしよー、って言った。 あずにゃん、最初は堅かったけど、次第に柔らかな顔つきになっていった。 反対にりっちゃんは、だんだん、こわばっていった。 どうして、りっちゃん。 スキンシップだって、いっていたじゃん。 なのに、どうして、私を切ない目で見るの。 あずにゃんのほっぺにちゅう。 りっちゃんのうそつき。 あずにゃんとちゅーできたのは嬉しかった。でも…… りっちゃんのちゅーと、全然違う。 りっちゃん。 私は、もう、スキンシップじゃいられない。 知らず知らず、りっちゃんとのスキンシップを避けた。 いいんだよね、これで。 中途半端になら、しないほうがいい。 私も、りっちゃんも、 気楽、でしょ? 私はあずにゃんとじゃれあっていた。 りっちゃんは、苦笑していた。 平和、だった。 どきっとした。この前の、踊り場。 でも、終わったことだもん。 私とりっちゃんとの間に、スキンシップの線引きがされたあの日。 振り返りたくない、っていう思いで、素早く駆けあがろうとした。 でも。りっちゃん。ずるいよ。 唯、って声をかけられるだけで。 ほら、こんなにも気持ちが溢れだすんだから。 頭を下げるりっちゃんに忍びなくて。 もう、私とのスキンシップで悩むりっちゃんを見たくなくて。 私は、不格好な思いを、伝えた。 ごめんね。ごめんね。好きになって。困らせて。 そんな思いでいっぱいだった。 その瞬間。りっちゃんの熱が、あのときのどきどきが、 私の唇に、よみがえった。 唇から、あのときの甘い、どきどきの気持ちが、体全体に染みわたっていった。 りっちゃんから、好きという単語が聞こえた時。 例えようもない喜びが込み上げた。 いいの? りっちゃん。 りっちゃんも、同じ気持ち、なの? ちゅーで、こんなふうに、熱くなるの? どちらとも知れない笑いが、踊り場を包んでいた。 いつのまにやら、暗黙の了解で。 毎回昼休み、お昼ごはん食べる前に、踊り場で。 りっちゃんと私、二人だけのスキンシップをしている。 りっちゃん、前は私からする、とかいっていたのに。 なんか、最近おねだりするようになっちゃって。 唯から、されたいんだよ、って。 そんなこといわれたら、断れないじゃん。 大好きなんだもん。 今日も、りっちゃんと連れだって踊り場へ。 昼休みが始まるたびに二人で教室を出たら、いくらなんでも不思議に思われるだろう、って思っていたけど。 なんか、澪ちゃんも慣れたみたいだし。ムギちゃんは…読めない。というか、読むのが恐い。 「…ゆーい」 「りっちゃんっ…」 今日は、同時に顔を近づけた。 りっちゃんのぬくもりに包まれて、体がふわふわしてくる。 ゆっくり唇を離して、見つめあって、もう一回。 「そーれ、そーれ」 もう一回……。できなかった。 階段の陰から、ムギちゃんがにこにこと見つめていたから。 一瞬の沈黙。そして。 「ムギいいいいいいい!?」 りっちゃんの叫びがこだました。 「あ、私のことは気にしないで。さあっ」 「さあっ、じゃねえ!教室にいるんじゃなかったのか!?」 「トイレ、っていってきたから」 「そんなこと聞いているんじゃねえっ!!」 りっちゃん、つっこみさえているなあ。でも、ムギちゃんは、少しもへこたれていないけど。 「だって、お昼になるたび、二人とも教室を出るじゃない?」 やっぱり、気にしてたんだね、ごめん。 「お昼ご飯を食べる前だから」 いっつも、一緒に食べられなくて、ごめんね。 「唯ちゃんもりっちゃんも、ちゅーっていうオードブルを食べていたのね」 ムギちゃん、ごめん。ついていけない。 「たっ、食べていたっていうか、あ、味わっていたっていうか」 りっちゃん、そのまま受け取らなくても。 「いいなあ、私も、ちゅーしてみたいわ」 ムギちゃんが、ぽわぽわ言った。よかった。ムギちゃん、私たちのこと、変に見なくて。 顔をほころばせると、いきなり、ぐいっと体を引き寄せられた。 よく知っているぬくもり。 りっちゃんが、後ろから私を抱き、ムギちゃんに向かい合っていた。 「さ、させないからな!唯と、ちゅーなんて、絶対に!」 ムギちゃんがいったのは、相手が私、っていう意味じゃなかったと思うけど。 でも、りっちゃんのあったかさと言葉が嬉しくて。 何も言わずに、りっちゃんに体を寄せた。 「となると、りっちゃんからちゅーしているのね」 ムギちゃんがすがすがしいほどの笑顔を浮かべた。 りっちゃんは、しまった、っていう顔をして、後ろから、私の肩にあごを乗せて、うつむいた。 ムギちゃんは、私に目を向けた。 「唯ちゃんからは、しないの?」 なんだか私も恥ずかしくなって、うつむいた。耳元で、りっちゃんがいうな、いうな、ってささやいてくる。 そういえば。初めてのちゅーの時。 私は恥ずかしくて真っ赤になっちゃったけど。りっちゃんは、そうでもなかったなぁ。 あのときから唯を意識していたかも、ってりっちゃんは後から言ってくれたけど。 でもね、やっぱり、私だけっていうのは、悔しいから。 「りっちゃんがおねだりしてきたときは、するんだよぉ」 「ゆ、ゆいいいいいいいいいいいっ!?」 ムギちゃんは、恍惚、とした表情になって。 りっちゃんはたぶん、真っ赤になって、後で覚えてろ、って耳元で囁いて。 私は、満足げな表情になっていた。 えへへ、私をやきもきさせた、しかえしだよっ。 そのうち、澪ちゃんがやってきて、ムギちゃんが暴露して。 みんなで、りっちゃんを見て、笑い合っていた。 これからも、想い合っていこうね。 りっちゃんに笑いかけると、返事、といわんばかりに、回された腕が、ぎゅっと強くなった。 おわり
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前へ 思えば今日は、朝から不吉な出来事がモリモリもりだくさんだった。 朝食には私の嫌いな生パプリカのサラダが出て、千聖とおそろいで買ったディ●ニーの携帯ストラップが切れて、出掛けにはお気に入りのスニーカーの靴紐まで切れた。 そして、たった今目の前を黒猫さんが通り過ぎた。 私は普段、占いやジンクスを信じる方じゃない。なぜかあんまりいい風に言われないから、気にすると余計に運が下がるような気がするから。 「うーん。」 それでもさすがに、朝だけでこんなに続いてしまうと、どうにも気が滅入ってしまう。 案の定学校でも宿題を忘れたり、ボーッとしてたら先生に注意されたりと散々だった。 こんな日は早く、キュートのみんなに会いたい。 みんなは私の第2の家族。どんなに気分が滅入っていても、そばにいるだけで元気になれる。 それに、なんと言っても今日は私の・・・・キュフフ、過剰な期待は禁物とはいえ、まさかスルーされることはないだろう。 そう思って、私は機嫌を直してレッスンスタジオに向かった。・・・・のだけれど。 「自分のことも満足にできないのに、リーダーだなんておかしくない?」 到着後、ロッカーで着替えをしていた私の耳に、信じられない言葉が飛び込んできた。 振り返ると、えりこちゃんが腕組みをしてみぃたんを睨むように見据えていた。 「・・・なんで?えりにそんなこと言われたくないよ。私の気持ちなんて何にもわからないくせに」 みぃたんも負けてはいない。いつものポーッとしたオーラが消えて、思いがけないほど強い口調で言い返していた。 「えっ・・・・みぃたん?」 隅っこでおしゃべりしながら着替えていた千聖と愛理も、びっくりした顔で下着姿のまま固まっている。 この2人じゃ、この場を取り仕切るのは難しいかも。 「ねえ、やめようよ。何があったかわからないけどさ、いい雰囲気でレッスン受けたいじゃん。そんな風に言い合うのは怖いよ。」 仕方ない、ここは私が。そう思っておそるおそる間に入ると、意外にあっさり2人はにらみ合うのをやめた。 「さすがなっきぃは裏リーダーだよね」 「あー、本当そうだね。私よりほっぽどリーダーに向いてるね。とかいってw」 ――え、ちょっと、何それ。 二人の言葉が胸に刺さる。 「なっきぃ、気にすることないよ。」 「そうね、お2人とも機嫌が悪かったのよ。」 千聖と愛理はそう言って励ましてくれたけど、私の胸のつっかえは取れてくれなかった。 何で、今日に限ってこんな変な感じになっちゃうんだろう。だって今日は私の・・・ 「もう、栞菜サイアク!!」 「だから悪かったって言ってんじゃん!舞ちゃんて本当しつこい!」 「はぁ!?逆ギレとかありえないし!」 レッスン室に入ると、今度は一足先に到着していた舞ちゃんと栞菜がものすごい言い争いをしていた。 「はぁ~。」 わざとらしくため息をつくみぃたん。われ関せずといった感じにメイクを直し始めるえりこちゃん。 ・・・・何、何なのこれ?どうして?? 「お2人とも、どうなさったの?喧嘩をするのはよくないわ。」 今度は千聖がいつもどおりぽわぽわした声で間に入ると、舞ちゃんの片眉がピクッと動いた。 「よくないわ?その気取った喋り方、むかつく。前は舞より子供だったくせに、偉そうにしないでよね!」 「あら、もう昔の千聖とは違うのよ。私は舞さんみたいに、嫌なことがあってもいちいち怒ったりしないもの。」 おしとやかな態度の下に気の強さを備えている千聖は、ターゲットにされても一向にひるまない。舞ちゃんの大きな瞳がさらに見開かれる。 「ねえ、ちょっと・・・やめようよ・・」 「なっきぃ、止めることないよ。」 たまらず口を挟んだ私を、愛理が静かな声で止めた。 「私たち、仲がいいだけじゃだめなんじゃない?これからは、言いたいことは言わないとね。」 「だからって、こういうのは変だよ。」 「はっ。出た出た、愛理はいつも大人だもんね。私だけは関係ないって?達観してるよねぇ~」 「そんなこと言ってないじゃん。本当感情的だよね、栞菜って。・・・それに、いつも関係ない顔してるのは私より千聖でしょ?」 「まぁ・・・愛理はそんな風に思っていたのね。それなら私も言わせていただくけれど・・・」 もう、もう、何なのこれ。こんな状況なのに、年上2人は、まったく興味ない感じでそっぽ向いてケータイをいじっている。 私の居場所が、めちゃくちゃになってる。私の第2の家族が。どうしてなの。今日は、私の・・・ 「もうやめてよぉ・・・!」 私はたまらなくなって、泣きながら座り込んでしまった。ピタッと言い争いが止まって、いっせいに視線が向けられたのを感じた。 「・・・そうだ、私、なっきぃにも言ってやりたいことがあったんだ。」 「あ、ウチもある。」 「私も。」 「舞も。」 みんなの声がだんだん近づいてくる。うっすら顔を上げると、円になって囲まれてるのがわかった。 「奇遇ね。千聖もお話があるのよ。」 「じゃあ、みんなで言おうか。なっきぃ、いいよね。」 よくない!無理、やめて!激しく首を横に振っているのに、みんなそんなこと気にもしてないみたいだ。 「いくよ、なっきぃ。せぇ~~のっ」 「待っ・・・!」 「「「「「「お誕生日、おめでとーう!!」」」」」」 ・・・・・・・・・・・・・・・はぁ? おそるおそる顔をあげると、満面の笑みのメンバーが私を見下ろしていた。ぐるりと見回して、私の真後ろにいた千聖と目が合う。 「うふふふ」 前の千聖みたいないたずらっ子スマイルで、千聖は後ろに隠していたものを私に向けてかざしてきた。 それは、“ドッキリ大成功!!”と書かれたプレートだった。 「な、な・・・・」 驚いて声も出ない私とは裏腹に、みんなはキャッキャいいながら抱き合ったりしている。 「もー、怖かったよ舞ちゃん!」 「栞菜こそ!舞ちょっと本気でむかついたんだからー」 「なっきぃ、びっくりした?」 みぃたんがいつもどおりのさわやかスマイルで、私の顔をタオルでぬぐってくれた。 「結構苦労したんだよーとかいってwみんなで険悪な雰囲気になるように練習して、なっきぃのママに朝食にわざと嫌いな赤ピーマン出してくれるようにお願いしたり。でも大成功でよかったよかった!あれ?なっきぃ?」 「ば、ば、ば、ばかああああ!うわあああああん!!」 よかった、私の大切な家族は何も変わっていなかった。胸のつかえが取れた私はちっちゃいこみたいにギャン泣きしてしまった。 「ご、ごめん!やりすぎちゃった?なっきぃ泣かないでぇ」 栞菜とえりこちゃんがが慌ててベソかきながら抱きついてきた。 「うっ、うぅう・・・ごめん、大丈夫。何か安心したら涙が・・・ヒック。ありがとう、びっくりしたけどう、うれしいよ。」 みんなが険悪になった時は本当に胸がズキズキして、怖くてたまらなかった。 でもその分、こうやって元通りの優しくてみんなと一緒にいられることが、とても尊いことだってわかった気がした。・・・とはいえ、ちょっと悔しいから、誰かの誕生日に仕返しドッキリを慣行してやろうっと。キュフフ・・ 「・・・そういえば、このドッキリは誰が思いついたの?」 レッスンが終わってから、みんなで輪になって、えりこちゃんが作ったオレンジ風味のチーズケーキを食べた。その時ふとそう切り出してみると、みんなの視線がある人物に注がれた。 「うそぉ・・・」 「はい、実は私が。クフフ」 そっと手をあげたのは、千聖だった。 「ちっさーが、なっきぃをちょっと困らせて驚かせてみたいって言うからさぁ」 「喧嘩のセリフも、全部千聖が考えたんだよ。」 「へぇ~!何かびっくり!」 ・・もしかしたら千聖は結構Sなのかもしれない。なんてふと思った。 「早貴さん?怒ってしまったかしら?」 そんなことを言いつつも、千聖の目は半月型で笑っている。もう、お嬢様でもいたずらっ子は健在なんだね! 「怒ってるよっこうしてやるー!」 「むぐぐぐ!?」 私はみぃたんにやられるみたいに、千聖の口にケーキをガーッしてやった。 「なっきぃ甘いよ!もっとこう、押し込む感じで・・・むぐ!??」 「ギュフ!モゴモゴモゴ!」 さすが本家。みぃたんも私の口にケーキを流し込んできた。そしてそのみぃたんの口に千聖が・・・ 「あっはっは!ちょっとウチのケーキでなんてことを!」 ガーッされながらガーッしている私達を見て、みんながおなかを抱えて笑っている。散々な誕生日だったけれど、たまにはこんな祝われ方もいいのかもしれない。 「早貴さん、お誕生日おめでとう。」 口の周りをケーキでベトベトにした千聖が、小さな声で囁いて微笑みかけてきた。 次へ TOP